あっきーの日記

母としても社会人としてもダメダメなあっきーの日記です。

こじらせおばさんの逆襲

ブログを開設して以来、まともに自分自身のことについて書いていませんでしたので、

今日は私のプロフィールをご紹介したいと思います。

 

大学卒業後、正規・非正規を含め数々の職業についてきました。

事務、受付、保険外交員、プログラマー etc...

短期・長期すべて含めると職務経歴書の欄がものすごいことになります。

業種も職種もほんとバラバラです。

 

新しい仕事を始めようと考えるたびに自分でも嫌になりますよ。

なんで自分はあそこで長く続けられなかったんだ、この根性なしが...とか責めたり。

今考えると昔は自分の適性とか考えず、漠然とバイトを決める感覚で仕事を決めてましたね。

失敗ばかりでそれを反省せずに突っ走って、気づいたらただのこじらせおばさんやで。

そもそも大学在学中にちゃんと就職活動しなかったからや。

そうそう、一応在学中にアメリカに留学したんですよ。

まぁ、帰国後バタバタで通常の就職活動期間にまともに動けず、テキトーに就職しちゃったところがいけないんですがね。

せっかくの留学経験生かしてまともなとこ就職すりゃよかったのに、と今にして思う。

そもそも、親とか先生にも相談しなかったしなぁ。人生棒に振ったなぁ。

親もあまり頭が良くなく、更年期だか鬱だかなのもあり、まともに進路相談なんてできる状態じゃなかったですし。

そして、初めに就職した会社からしてブラックだったので、まともな社会人としての感覚なんて育ちませんでしたしね。

いやー、ほんとダメダメな社会人ですだよ。

 

そんなこんなで仕事よりも家庭に入ればいいんだという気持ち半分、愛情半分で結婚しました。

結婚後は長期の派遣で安定して働いていましたがね。

妊娠して派遣会社で産育休に入らせてもらったものの、

第一子の育休が明ける寸前に第二子の妊娠が発覚し結局仕事がなくなり。

長いこと産育休で家に引きこもっていたため、コミュ障気味になり、

再び短期・長期の派遣で仕事を始めるも鬱っぽくなり契約途中終了し。

そんな中父親も病気で亡くなりましたし。

子供も反抗期?で対応が難しくなってきてイライラするし。

コロナ禍というのもありますしね。

 

あー、もう何やっても駄目だなぁ、なんでこんなに自分の人生はハードモードなんだ、(自業自得な部分も多々あるけど)と完全に仕事を辞めて引きこもり生活を送っていました。

そんな中Netflixでたまたまマイリストに入れていたガチガチの医療ドラマ、グレイズアナトミーを見ていて、なぜか涙が出たんですよ。

普段はあまりそこまで感情移入してドラマとか見れないんですが。

そうか、人が生きたり死んだり、もっと人間の根本的な部分を見たいと自分は思っていたのか、ということに気づきました。

以前の職場でも、大きなプロジェクトの会議に入ったりとか、なんかよくわからんけどすごい人たちの会食に参加したりとか、ワクワクするであろう仕事に全く食指が動かなかったんです。

どこか冷めてしまうというか、別にそれがなくても死なないでしょ、みたいな。

この数年家族の生き死にを目の当たりにし続けて、判断基準が生きるか死ぬか、

という究極のことでしか考えられなくなっていたようです。

そりゃ普通の仕事じゃダメでしょ。

基本的にどんな仕事もこの社会が普通にあることが前提で動いているのであって。

私のように常に最悪(人間にとっては死)を考えてしまう奴は、

どうしても浮いてしまうのでした。

 

このように普通でない方向に振り切れてしまっている私は、専業主婦として育児・家事さえがんばってればいいかなぁとか考えていました。

社会人として働いてもきっと人に迷惑かけるだけだしなぁ。

子供を立派に育てあげることが社会貢献だよなぁ。

 

でも、自分がずっと働かず家にいることを考えるとぞっとしました。

産育休中に家にひきこもっていた時、一日誰とも話さなかったこともありました。

よりストレスが溜まって子供に当たり散らしたこともありました。

私にとって外に出て働くことは他者と交流する、必要な活動でもあったのです。

このまま働くことから逃げたら一生後悔するかもしれない。

 

そのように考えてもう一度働こうと考えるようになりました。

今度こそ自分の適性に合った仕事を真剣に探そう、と。

こうやってちゃんと自分に向き合えるようになったのも、子供を産んだからかもしれません。

あの子たちにみっともない姿ばかり見せていられない、手本になるようなきちんとした大人になるんだ、そう思っています。

 

長々と失礼いたしました。

読んでくださったあなたの周りにも私のような人がいたら、少し温かい目で見てやってください。

あなた自身が私のような人でしたら、大丈夫、あなたは一人じゃないです、私たち人間は息をして生きてるだけで充分すごいことです。

読んでいただきありがとうございました。